月初上昇アノマリー途切れる 0301

今まで20ヶ月続いていた月初日上昇のアノマリーはついに途切れ、日経平均は二日続けて大幅下落となってしまいました。一昨日の高値からは800円を超える下落であり2月の安値からの上昇分の半分をわずか二日で吐き出してしまいました。下げだしたら一方的に、しかもとことん下げるという一方通行であり誰も手出しできません。先週の大幅上昇は売買代金が極めて少ないことを危惧しましたが一週間で行って来いとなり不安は現実のものとなりました。
日経平均、一部市場銘柄はほとんどがマイナスとなりましたが新興株はマイナスが多いものの材料が出た銘柄や高値追いの銘柄も散見はされてます。指数の下落率も日経平均ほどではありません。昨日の下落でも新興市場の指数は上昇、個別銘柄でも上昇していた銘柄が多かったのでそれほどにとんでもなく悪い印象はないのではないでしょうか。もちろんすぐにいけいけどんどんにはならないでしょうから今は安値圏の銘柄やチャートからみて悪くない銘柄(逆指値とセットで)を幅広く持って待つくらいしかなさそうですね。手掛ける銘柄が少ない地合いなので短期資金も集中する傾向があり、上昇になれば引っ張りたいものです。