2月最終日 0228

月末最終日はパウエル発言をきっかけとしたアメリカ株安に連鎖し大幅反落となってしまいました。とは言っても朝から大きく下げてたわけではなく昼休みの12時に仕掛け的な売りがあり、引け間際の30分でも大きく指数が下げにいったという感じで少しわざとらしいこじつけにも見えましたが。JASDAQやマザーズは上昇で取引を終えており中身を見ても上昇銘柄が目立つ一日でした。明日はお決まりの月初日上昇連続記録を控えており今日は発射台を低くする必要があったのでは?
先般アメリカが下がれば日本も下がる、新興株はもっと下がるといった連鎖でしたが今日はそれを大きく否定する形になったので明日から新しい3月相場、見通しはそれほど悪くないように思います。
さて割安な個別株は相変わらず地味な展開が続いてますが北沢産業のようにふとしたことで同意づき、そのまま一気に上昇ということもあるのでまだ上昇していない今が仕込み時としましょう。北沢産業は2月の急落で250円まで下げていたのにその後上昇し今日は400円を一時超えていました。短期間で6割の上昇はおいしい話です。今回の急落で過度に割安な銘柄でもまだ上昇していないものが多く残っていると思います。
以前少し取り上げた前田製作所ですが3QのEPSは60なので年間なら約80程度と見積もれば現在の株価970円はPER12倍と十分割安ですし、建設機械関連なのでまだまだ建設ラッシュの昨今を考えれば上昇の余地はあると思います。前回の上昇では10月なかばから11月いっぱいまでの1.5ヶ月で500円から2000円までの上昇となりました。それから倍の期間である3ヶ月日柄調整を挟み、上昇した1500円の3分の2を落としています。期間、価格どちらも調整十分で明日来週以降上昇すれば綺麗なN字のチャートになるのですがうまくいくでしょうかと少し期待しています。最近さっぱり商いが盛り上がってない銘柄なのでそこは気がかりですが。
ヨコオも25日線に50円まで迫りましたが早くも反発してきました。この感じだと最安で買い増しをしても2100円台前半?(25日線はだんだん切り上がってきて)目標株価3000円まであと800円なのでそれほど大きな値幅は期待できないですが時価総額も400億円以上あり、テーマ性のある一部上場企業なのでチャートの形を追っていくにはうってつけの銘柄かと思います。買った値段より下がっても少し辛抱すればまた上を目指すことが期待できると思います。