終わりの始まりか 0323

アメリカの保護貿易をきっかけにダウはじめ主要指数大幅安の影響を大きく増幅させて日本株は約1000円の下落となってしまいました。こういう相場になると買えるものはなくもう何もすることはなくなってしまいますね。ほぼ全ての銘柄でチャートは崩れ、PERがどれほど低く配当利回りが高かろうと上昇のきっかけはしばらく来なさそうに思えます。為替も節目の105円を突破しましたし日経平均も21000円をあっさり割ってきました。多くの記事にありますが次は為替100円、日経平均20000円の攻防という下値模索の様相になりそうです。あまりに下がっての自律反発はあるでしょうが短命に終わることがほとんどです。2月の急落の傷も癒えていないところにこのショック安ですから投資マインドは大きく悪化し、多くの投資家が当分市場には戻って来ないかもしれません。
日経平均の下げの割に新興株の下げは2月急落時よりマシだったのは2月にもう十分下げたからなのでしょうか。セリングクライマックスとは言えない規模の小さな下落にとどまっており、なぜ下げたかわからなかった3月5日の方がきついものでした。一般的に個人投資家の投げ売りがあってはじめて底を打つと言われていますがこの先大きなセリクラはあるのでしょうか。
アメリカの保護主義だけでなく安倍政権の行方も含めこの数年で不透明感が最も高くなりつつあるので目先警戒、お手上げ状態ですね。日経先物のチャート分析の勉強でもしないとすることがなくなりそうです。。