いよいよ決算シーズン 0426

さて今週も後半になりいよいよ決算発表が本格化してきました。昨日発表の東京エレクトロンは今日大商いでそこそこの上昇にはなりましたが来期の一株利益をもとにすればもう少し上昇しても良かったのではと思わせる上値の重たい引けになりました。この先上昇が続くのかまたボックス相場になってしまうのかで日経平均の先が少しばかり予感できそうな気がします。昨日もアメリカは400ドル以上下げていたにも関わらず日経平均は60円足らずの下落に止まり底堅さが確認できましたが上値は重たくなってきていますね。今日も午前中に22390円まで上昇したのにその後が続かず終日横ばいでした。連休も挟みますしここで大きく上げる必要もないといえばないのですが。
今日は東京エレクトロンだけで日経平均上昇分の半分以上が説明できますし、逆に明日は値嵩株のファナックが減益決算で下落し日経平均も下げ圧力が強まるかもしれません。任天堂もどう動くのでしょうか、個人的には物足りなさを感じましたが。
個別株は決算発表が好感されて上昇する銘柄以外は下げているものが多いですね。マザーズ指数はここ3日横ばいで膠着感が強くなっていますし買い主体がいない状況がもう長らく続いています。IPO後間もない会社も連日売られてきており物色対象はなく、決算プレーのみがしばらくは横行しそうです。